今年も残り2週間ほど、というところで今年一年を振り返りますと、
年明けから大規模リフォームの仕上げに始まり、解体・改修工事の現場に携わり、
今年も水廻りの工事を中心に、床のリフォームから床下の防蟻工事など
幅広く施工を行って充実した年だったと感じました。
そのなかで、今回のリフォーム施工事例のご紹介は、今年2~3件ほど工事を行った、
特殊防湿施工というシロアリ予防・木材の防腐及び床下の防湿工事が
同時にできる床下の工事です。
特殊防湿施工というとまだあまりなじみが無いかと思いますので説明を致しますと、
床下の土壌に水性アクリル樹脂による強固な防蟻・防湿皮膜を形成する工法です。
処理層に含まれる防蟻剤がシロアリの侵入を防ぐとともに、
土壌からの湿気を大幅に抑え、床下に発生する、「カビ」や「腐れ」を抑制します。
実際、特殊防湿施工を行ったお施主様のご感想を聞きますと、
・床下のカビの臭いが少なくなった、
・梅雨時期でも床下がジメジメした感覚が少なくなった
など、快適に過ごされている印象を受けました。
こちらの工事は、床をはがさずできますので施工時間やコストなども
防湿コンクリートを施工するよりもメリットがある施工となります。
下記のような気になる点はありませんか?
・床下にコンクリートを打たれていない( 土のままの状態 )
・床下換気口からカビの臭いがする
・押入や畳がかび臭い
・土地柄、山や川が近く庭の土がいつも湿っている
・水田や湿地を造成したような土地である
・フローリングの床がきしむ場所が有ったりブカブカしている
・建物を建ててから一度も防蟻工事をしていない
このように床下や白蟻のことで気になる点がございましたら、何なりとお問い合わせください。
ちなみに弊社で新築工事を建築する場合は、上記のリフォーム工事の工法とは違い、
ACT SPECとして防蟻シートという基礎下への白蟻を寄せ付けない特殊なシートにより、
床下に薬剤散布をしない工法を採用しております。
弊社で建築した築10年目の白蟻防蟻施工は、こちらを記事をご覧ください。
今年は、特殊防湿施工のリフォーム工事の施工をしながら、
常日頃の点検が重要になってくると実感しました。
来年は、点検なども力を入れて邁進していきたいと思います。